読了本
山之内靖・酒井直樹編『総力戦体制からグローバリゼーションへ』
今まで山之内的総力戦体制への着目は具体的な感覚でとらえられてなかった
けれど、これの1章でそれをつかめた気がした。
ただ、身体論へのつなぎはまだちょっととれない部分あり。
・高橋眞司『ホッブズ哲学と近代日本』
ホッブズの日本における受容史とその政治的位置付けをめぐる考察。
いいだもも『21世紀の<いま・ここ>』
梅本克己論とのことながら、どっちかといえばその周辺の社会運動思想史
みたいな側面の方が強いかも。これもそこを生きてきた人間が書いた
からでしょうか。
三津田信三『作者不詳』
ホラーとメタとミステリーの組み合わせみたいな小説。
ちょっとラストがメタ的であり、ホラー的でありで、ちょっとと思ったけど、
それ以外の部分は思いのほか良くできたいたとも。